ハスラーの始動時や走行中のガガガ異音の原因と修理費用

この故障が出たら車を買い替えた方が良い?それとも直すのが賢明?

エンジンをかけた瞬間、「ガガガ」とも「グググ」とも聞こえる異音。走行中もアクセルを踏み込んだ時や、右折した時、ブレーキを踏んだ時にも聞こえ、何かにタイヤが当たって擦れてるようにも聞こえる。少し前にディーラーの車検整備で見てもらっているが異常は見つかってない。

症状の出るタイミングも不規則なので、長い距離の試運転が必要。一晩エンジンを冷やして翌日50kmの長距離ドライブで、数回症状が出た。平成28年 MR41S 2万kmのハスラー。

【※ハスラーのヘッドライトがつかない場合はこちらを参照】

 

ちなみに、エンジン始動時にガガガといった音がしてエンジンがかからない場合は高い確率でバッテリー上がり。試しにブースターケーブルに繋いでかけてみてほしい。尚、バッテリーが弱い場合、日中の暖かい時間ならかかる時がある。ソリオやワゴンRもエンジンがかからない故障が発生しているが、こちらは電動ステアリングロックのリコールが出ている。

バッテリー点検

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警告灯

今回は、一番最初のエンジン始動時に、メーター付近?から「ガッガッガッ」とあまり聞かない音が発生したが、これは明らかに車内で音が出ている。その後、2分ほど走行すると1度だけブレーキを踏んだ時に「ゴゴゴ」という音が一瞬だけ出た。

その5分後、信号待ちしている間に「ゴゴゴ、グオーン」といった音が出た。それが、その日最後の異音。翌日も不定期に異音が出たが車内からの音で間違いない。

ブレーキペダル上方から聞こえたような気がしたので、覗き込むとエアコンの温度や吹き出し口を切り替えるモーターが見える。

ハスラー エアミックスアクチュエーター取り外し

基本的に異音は動く部品から発生するので、そのどちらかのモーターだと予測して、とりえあず、温度調整モーター(エアミックスアクチュエーター)を強制的に動かすため、エアコンの設定温度を一番高くしてみた。

ハスラーのエアコンパネル

その瞬間、「ガガガー」といってモーターが動いた。走行中聞いた音と同じなので間違いない。モーターを外して動かすと音は出ないが、リンクと繋げると音が出るので、モーターというより、リンクとの接続部のグリス切れのような感じ。

ハスラー エアミックスモーター

上の画像の緑色のカプラーが付いている部品がエアミックスアクチュエーター。パーキングブレーキペダルのすぐ横。

ハスラー エアミックスアクチュエーター

上の画像はエアミックスアクチュエーターの単体部品。ビニールに入っている部分がリンクとの繋がる箇所で、新品状態でグリスが丁寧に塗られている。

清掃して固めのグリスを塗ることで解消されそうだが、異音は1度発生すると振動によってモーター内部のクリアランスが広がる。再修理は整備に不信感を与えるので、1度で完璧に直すため、エアミックスアクチュエーターを交換する。

ハスラー エアミックスアクチュエーター取り外し

外すとこんな感じ。作業はパーキングブレーキペダルが少し邪魔だが、それほど難しくない。そもそもこの部品はエアコンの風の温度を設定温度に近づける装置。

エンジン始動時に初期化で大きく動き、そのあとは室内温度や外気温などの影響を受けて細かく動き続ける。ブレーキやライトなど微量の電圧変化でも少し影響がある為、始動時やブレーキ時にも音がでる事例がある。

こちらの車のエアコンとヒーターの仕組みを説明しているページも見ると参考になる。

 

ハスラーの始動時や走行中のガガガ異音まとめ

平成28年式 型式MR41S 走行20000KM
メーカー 車種スズキ ハスラー
症状異音
ゴゴゴ、ガガガなど擦れる音
臭い
なし
振動 
なし
原因
エアミックスアクチュエーターのグリス切れ
作業内容パーキングペダルの上の左側からネジ2本とカプラーを外してエアミックスアクチュエーターを交換
作業難易度簡単 パーキングブレーキペダルが邪魔で少しだけ大変
修理代
エアミックスアクチュエーター6000円、工賃2000円
後の支障
直さないと冷房が効かなくなったり、暖房が効かなくなったりする可能性あり
車買替レベル 

不要  軽い故障なので買い替えの必要なし