軽自動車~ミニバンの査定ポイント【高く売る方法】

車を高く売る為には何をするといいですか?と聞かれることがあります。これからお伝えすることは、どの車にも当てはまる査定ポイントですが、コンパクトカー、ミニバン、ステーションワゴンなどの車体形状別に紹介していきます。なお、こちらのお得な車買い替え時期のページも合わせてご覧いただくとより高く売れると思います。車の調子がいまいちで乗り続けるか買い替えかお悩みの方はこちらの「車検か買い替えか」も参考にして下さい。

軽自動車の査定ポイント

スペーシア xリミテッド スペーシア xリミテッド

【軽自動車とは】タントワゴンRN-BOXデイズなど排気量660cc以下の小さな車

軽自動車は最大で4人しか乗れません。そして遠くに出かけるようなことも少ないです。車検の時によく聞く話ですが、「すぐ近くしか乗らないので、最低限の整備で済ませて!」という人が軽自動車オーナーに多いそうです。

近くの移動しか乗らなければ整備の必要ないのでしょうか?そんな事はありません。乗らなくても整備をしっかりしなければ車の機能はどんどん低下していきます。特に近くの移動ではブレーキ操作とアクセル操作の繰り返しです。そういった使い方の軽自動車をなるべく高く売るにはどうしたらいいのでしょうか。

軽自動車を高く売るには何をする?【ブレーキ対策】

ブレーキはパッドを押し付けてローターを止めていますので、パッドの削れ粉が必ず出ます。シルバーのアルミホイールが真っ黒の車を見かけますが、綺麗な車でもホイールまで洗う人は少ないです。

車の査定士の中にはホイールの汚れも大事なチェックポイントという人もいます。なぜかと言うと車をとても大事にしている人は時々ホイールをタオルで拭いているのだと言います。

しかもホイールに付いた汚れは放置しておくと専用洗剤で洗っても完全には落ちません。そう考えるとホイールの綺麗さは車の状態を映し出しているのかもしれません。査定士の印象を良くするために査定前にホイール対策をします。

【用意するもの】ボディワックス、バケツ、水、スポンジ、雑巾

車クリーニング 車クリーニング

市販のホイールクリーナーを使ってもいいですが、使用頻度が少なく売る前の洗浄でわざわざ購入するのも抵抗があると思いますので、なるべく買わずに作業します。まずバケツに水を入れて不要になった歯ブラシなどで汚れを落として下さい。

次にボディを綺麗にするコンパウンド入りのワックスをスポンジに付けてホイールをゴシゴシみがきます。傷や変色のおそれもあるので、様子を見ながら作業して下さい。最後に雑巾で綺麗に拭き取れば終わりです。

こちらで軽自動車の査定シュミレーションが出来ます。絞り込みをしてグレードや走行距離などご自身の車と同等の車をピックアップし買取金額を参考にして下さい。

 

コンパクトカーの査定ポイント

コンパクトカーとはアクアノートフィットデミオなど、軽自動車ではないが、小さな車の事

コンパクトカーに乗られている人の多くが町乗りに利用しています。「町乗り」という一言で区切ってしまいましたが、町乗りとは主に、近所の買い物などの移動、高速道路などを利用しない程度の通勤、少人数での移動を言います。では、そういった使い方のコンパクトカーを高く売るにはどうするのでしょうか。

コンパクトカーを高く売るには何をする?【キズ対策】

コンパクトカーはそういった乗り方の為、ステアリングハンドルを回す事が多く、前輪タイヤが磨耗しやすいのが特徴です。タイヤは自動車部品の中でも高額部品となるので、査定額に影響を与えます。交換しなければいけないほど磨耗するとマイナス査定になるので、早めにタイヤローテーションをしておきましょう。

他にもコンパクトカーならではの査定ポイントがあります。それはバンパー傷です。コンパクトカーは一人で乗る事が多いようで、擦り傷などあまり直しません。傷、へこみは査定が低く評価されます。無傷と比べると1ヶ所2万円ほどマイナスされるでしょう。可能ならカー用品店で同色のタッチアップペイントを購入してご自分で塗ることをおすすめします。

やり方は簡単で絵の具で塗るような感じで出来てしまいます。下準備もいりません。金額も800円前後で安いので、少しでも高く売りたければ、やるべきです。こちらでコンパクトカーの査定シュミレーションが出来ます。絞り込み検索でピンポイントで調べてみてください。

 

クーペの査定ポイント

【クーペとは】86GT-RNSXなど2ドアのスポーツカーのこと。

スポーツカーは他のどの車種よりスピードを容易に出すことができます。しかも、本当に速い!ブレーキのタイミングやハンドル操作が少しでもずれればスリップなど事故を起してしまいます。

スポーツカーの中古車を探していくとセダンやミニバンに比べてスポーツカーは圧倒的に事故車の確率がアップします。スピードを出したい人がスピードの出る車を購入してるので仕方がありません。

運転が上手な人が乗りますが、スピードを出すとより精密な運転が必要になり、街乗りなどに比べると事故は多くなります。任意保険の料率クラスでもスポーツカーは事故が多いといった判断がされています。

そしてスピードを出すスポーツカーは街をゆっくり走るファミリーカーと比べると事故をおこした時の損傷の差は大きいです。少しぶつけた程度では事故車にはなりませんが、スピード出してぶつかると、外側の修理だけでなく、内側のフレームも修理しなければならなくなるので事故車になってしまいます。そんなスポーツカーを高く売りたい人はどうしたらよいのでしょうか。

クーペを高く売るには何をする?【事故車対策】

そもそも事故車とはフレームが損傷した車の事を言います。外側のバンパーなどを直しただけでは事故車とは言いません。

バンパーが内側にへこんで、内側のフレーム(骨格)が大きく曲がっていれば事故車となり、そこは修理してもしていなくても事故車となります。修理してもプロなら事故車を見分ける事ができ、査定額が正常な車の50%近く下がることもあります。

先ほど「大きく曲がっていれば事故車」とお伝えしましたが、この大きくとは基準があいまいで、1cm程度の曲がりは事故車にはなりません。しかし、査定士は査定した後にオークションなどで売らなければならないので、事故が怪しい車は念のため事故車として買取る場合もあるのです。

ですので、万が一事故をおこしたら、しっかり直すことを修理工場に伝えます。特に事故に関係しそうなフレームを修理する時はなるべく新車状態に近くなるように直してもらうことを強く言いましょう。

【事故車を事故車にしないコツ】ボンネットやドアの取付ボルトを綺麗に塗ってもらう

事故車点検部位

大きな事故を起した車は、事故をわからないように直すのは不可能です。そういった車は残念ながら諦めるしかありません。

軽度の事故車は丁寧に修理してもらうことで、プロの査定士ですら、見落とす位に直すこともできます。その一番重要な箇所がボンネットやフェンダーの取付ボルトです。そのボルトを外さずにフレームを直すことはほとんどありません。

これは中古車販売店からの仕事を請け負っている板金塗装工場でしたらできる技です。普通に修理を頼むと外装塗装は丁寧で綺麗に仕上げても取付ボルトや内側の塗装までは綺麗にしません。

しかし、お客様が取付ボルトや内側も綺麗に直してほしいと伝えると綺麗に仕上げてくれます。綺麗というより、外した形跡を極力わからないような修理をお願いするといいでしょう。

塗装工場にだすとお金がかかるので、まずはご自分で塗るのもおすすめです。車のボンネットやセンターピラーにコーションプレートがあり、そこにボディのカラー番号がかかれています。

オートバックスなど用品店でカラー番号にあったタッチアップペイントがあるので、同色を購入して丁寧に塗ります。同色の缶スプレーも1000円程度で作ってくれますので、スプレーでもいいでしょう。

スプレーは少し難しいですが、ボルトを工具で締めた跡や、ボンネットを脱着した時のわずかなズレをタッチアップペイントよりも綺麗にすることができます。スプレーは飛び散るので、マスキングなどのボディの保護は必ずしましょう。

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ステーションワゴンの査定ポイント

エンジンオイルキャップを外した エンジンオイルの点検

【ステーションワゴンとは】カローラフィルダーフィットシャトルインプレッサなど背の低く荷室が長いワゴン車

ステーションワゴンは意外と便利です。釣りやゴルフなど男性の趣味に大活躍です。しかも馬力もあり、スピードが容易に出ます。そして車体も低い為、コーナーリングも快適でスポーツカーさながらの走りが可能です。

そのため、エンジンに大きな負担をかけることが多いことから、エンジンの調子を注意深く見て査定します。

ステーションワゴンを高く売るには何をする?【エンジン対策】

エンジンの調子はステーションワゴンだけでなく、ほとんどの車の査定で重要なポイントとなります。では査定士は具体的にどういった所を見るのでしょうか?

①エンジンオイルキャップの裏側

・ここにはエンジン内部の汚れが蓄積しています。ここにスラッジが溜まっていれば、エンジン内部はボロボロとみなされます。

②エンジン音

・カタカタと叩く音はエンジンの重大な故障が考えられます。

この2点は最重要チェックポイントです。簡単に対策します。

エンジンオイル交換をずっとしていないようでしたら必ず交換します。そして異音軽減のため、少し硬めのオイルがいいでしょう。オートバックスなど用品店に相談すれば硬めのオイルを用意してくれます。汚れは酷いと、買う側も不安で限界価格まで出してくれません。必ず交換して下さい。

次にオイルレベルゲージを抜き差しして汚れを拭き取る作業を5回位行います。オイル注入キャップの裏側もティッシュや要らない布などで綺麗に拭き取ります。

これでエンジン状態は良好と言った査定になりますのでマイナス査定を防ぐことができ、オイル交換費用以上の査定額になるでしょう。こちらでステーションワゴンの査定シュミレーションが出来ます。絞り込みをしてグレードや走行距離などご自身の車と同等の車の金額を参考にして下さい。

 

セダンの査定ポイント

【セダンとは】クラウンフーガ、MAZDA3、など4ドアでボンネット、室内、トランクが完全に分かれている乗用車です。

セダンの特徴はなんといっても乗り心地の良さです。車内は静かで揺れも少なくスピードを出しても安定してます。

少人数で快適に移動できる車がセダンと言えるでしょう。室内を静かな空間にする為に空間を分けています。

機能面ではエンジン回転を少なくして、振動と騒音を抑えていますが、エンジン回転が少なくてアイドリングを安定させるのは大変な技術が必要です。

回転が少ないとエンジンは失火したり、横揺れをおこすのでエンジンを支えているエンジンマウントに大きな負担がかかります。

セダンを高く売るには何をする?【エンジン振動対策】

エンジンマウントは主にゴムで形成されており、所々にゴムの隙間を作りながらエンジンとボディの間に設置してあります。隙間はエンジン振動を逃がすのと車体振動を逃がす為に緻密に計算されています。

高級車では内部にエアーやオイルを入れてより静かにさせる工夫が施されています。基本的にはエンジンの両サイドに1つずつ、後ろ(ミッション側)に1つの計3つを使用しています。

その内の1つでも故障すれば、車内は不快な振動と音が発生して、エンジンも加速、減速のたびに大きく動くため、エンジン内部、外部ともに磨耗が進みます。エンジンマウントの故障は主に潰れです。

その他にもマウント内のエアー漏れ、オイル漏れなどもあります。不快な異音は査定額を下げる要因の1つです。査定に出す前に整備工場で1度見積もりを出し、安ければ見積もりを査定士に見せるのも効果的です。安い見積書は良い武器になるでしょう。

査定士は整備士ではないので、異音など自分の分からない故障をしている車に高く査定額は付けたがりません。

【確認箇所】マウントを目視点検、アイドリングの揺れ、シフトチェンジ

エンジンマウント

購入時も事前にエンジンマウントもチェックしましょう。

残念ながら上から見えるエンジンマウントは1つだけです。車種によっては全部見えるものや全部見えないものもありますが、多くの車はファンベルト付近のエンジンマウントしか見えません。

目視点検では、オイル漏れを見ます。オイル式でなければオイルは使ってません。

ゴムの劣化判断はプロでも難しく、取り外してゴムの厚みを測定して新品より数ミリの差で判断します。ですので、ゴムの劣化は判断できないので、目視点検ではオイル漏れを見るだけです。

次に車に乗り込みエンジンを始動し、ブレーキをしっかり踏みながらギヤをリバースやドライブにして振動を見ます。目に見えてハンドルが揺れるようならエンジンマウントは弱っています。

エンジンマウントは完全に故障するとアイドリング中でもゴトゴト音が室内に響いてきます。そういった車の購入を諦める必要はありませんが、最初に直してもらうとお得に乗り出せそうです。

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クロカン・SUVの査定ポイント

【クロカン・SUVとは】ハリアーランドクルーザーレクサスRXCX-5など大型のタイヤを装着して車高が高くオフロード(悪路)走行が得意な車

SUV・クロカンは室内空間が広く、馬力もあり、雪道や砂地にもと強い為、それほど本格的なタイプ(ランドクルーザーなど)でなければ、どんな人にも人気があります。家族旅行などにも使用されているので、ファミリーカーとも言えるでしょう。

旅行では室内温度は暑くても寒くても不快です。エアコンが故障している車は欠陥車とも言われるほど、乗る方にとっては重要です。

乗る方に重要視されている箇所は査定士も念入りに確認します。エアコンの効きが悪い為に黒い色の車の購入をやめて違う色の車を買う人がいるほど室内温度は重要です。

クロカンやSUVを高く売るには何をする?【エアコン対策】

エアコンの効きを体感するには、風量と温度です。風量はブロワモーターと呼ばれる、送風するファンで調整します。ファンに大きな電流を流せば強く回転し、弱い電流ですと小さく回転します。※詳しくはカーエアコンの仕組みカーエアコンの仕組みをご覧下さい。

レジスターと呼ばれている抵抗をファンまでの配線途中に設置して電流を制御しています。風量スイッチ操作によってレジスター内部回路を切り替えて最大にすると抵抗を下げ、最小にすると抵抗を上げる仕組みです。

吹き出し口を顔の位置にセットし、風量を最大にすると髪の毛が浮き上がるほどの風が正常です。査定前にエアコンの風量を強めます。

助手席の小物入れのフタを外します。外し方はとても簡単です。両サイドのフックを強く内側に押し込みます。そうしますとフタ全体が前に落ちてきます。

奥にあるカバーを外せば、中にフィルターがあるので、汚れをブラシで取り除きます。掃除機で吸い取るのもおすすめです。綺麗にし、元に戻せば風量が増えているはずです。

【フィルターの場所】助手席小物入れ奥

エアコンフィルター

エアコンの風が正常でしたら残りは温度です。エアコンの吹き出し口温度はいくつもの制御部品が関係してきます。

室内温度センサーで室温をACコンピューターに送ります。AC温度コントロールスイッチの設定温度と比べて冷やすか温めるか判定して冷やすならコンプレッサーをONにし、ヒーターバルブを閉じ冷たい空気だけを室内に送ります。

冷たい風が出ない車は査定額がかなり下がります。エアコンから冷たい風が出ない原因の第1位はACガス不足です。

素人でも管理できるエアコンはフィルターとガスしかありません。フィルターは先ほどお伝えした方法で清掃して、ガスはオートバックスなどカー用品店で補充します。

エアコンの故障は平均で10~20万円程度です。ACが正常の車と故障している車の査定額の差は10万円前後です。ガス補充は1万円位ですので、効きが弱ければ補充しておきましょう。

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ミニバンの査定ポイント

【ミニバンとはヴォクシーセレナステップWデリカ:D5など、背の高い7~8人乗りの乗用車

ミニバンはお子様がいるお父さんの車と言うイメージが強いと思います。しかし、現状ではほとんど奥様が使用しています。

主に子供の送り迎えや買い物などに使っています。お父さんは電車や自転車通勤やコスパの良い軽自動車に乗っている事が多いです。

子供の送迎や家族旅行、友人とお出かけなど、大勢の人を乗せる車なので、中古のミニバンを購入しようとする人は室内の汚れや臭いは必ず確認します。

そもそもミニバンは車体が大きい割にエンジンがコンパクトなので、整備性が良いせいか、故障が少ないです。ミニバンあるあるです。

そうなると、重視されるのは見た目や感覚となります。購入者が嫌がる臭いは当然、査定額も下がります。

ミニバンを高く売るには何をする?【臭い対策】

みなさんは、「掃除すればいいのでは?」と言いますが、1度ついた臭いはなかなか取れません。10万円ほど費用をかければプロの中古車仕上げ業者が臭いと汚れを取ってくれます。

ということは、臭いをなくせば10万円位の査定アップも狙えるかもしれません。タバコ、動物、食料、臭いの原因は様々ですが、業者が売り買いするオートオークションでさえ、出品車両に臭いがあると、注意書にタバコ臭などと書かれるほど、重要視されているのです。

査定前に脱臭チャレンジします。除菌消臭効果のある市販のエタノール入り洗剤を使います。

変色する事もあるので、見えないような場所で試し拭きして下さい。乾くと変色する時もありますので、乾くまで待つと安心です。

車クリーニング

タオルなどに洗剤を吹き付けてシートや天井、内張りなどの表面を拭きます。特に運転席右側のフロントピラーやサンバイザーはタバコ臭がつきますので念入りに拭いて下さい。

一気に大量の洗剤を使って拭くより少しずつ様子を見ながら拭いていくのがコツです。手放す車ですが、査定額が上がるかも知れませんので、是非お試し下さい。

こちらでミニバンの査定シュミレーションが出来ます。絞り込みをしてグレードや走行距離などご自身の車と同等の車の金額を参考にして下さい。

 

まとめ

高く売る査定ポイントをまとめます。

  1. タイヤホイールを綺麗にする
  2. 小傷を自分で直せる範囲で直す
  3. 事故の修理は見えない細部まで跡形もなく修復してもらう
  4. エンジンオイルゲージとキャップを綺麗にする
  5. 異音の修理見積りは高額査定の武器になる
  6. 査定前にエアコンの点検をする
  7. 車内の消臭作業をする

以上が大事なポイントですが、普段からメンテナンスや掃除を小まめに行い、車の価値を高めておきましょう。

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