この故障が出たら車を買い替えた方が良い?それとも直すのが賢明?
時々、メーターの高温ランプ(赤色)が点灯する。不安になってボンネットを開け、ラジエーターのサブタンクを見ると空になっている。平成23年式、ヴォクシー、9万km。ちなみに赤色の水温ランプ点灯はオーバーヒートしている証拠。
【※ヴォクシーのガラガラ異音はこちらを参照】
下の画像はヴォクシーではないが、参考に見てほしい。画像左下の「赤い音符の下に波」のようなマークが水温高温警告灯。
エンジン付近を下から見ても漏れた跡がなく、なぜ冷却水が減ったのかわからない。車を詳しく調べると、エンジンの横についてるウォーターポンプ付近が少しだけピンク色の粉が散らばっている感じがあった。
上のヴォクシーは違う年式だが、似たような感じなので参考に見てほしい。タイヤを外してホイールハウスカバーとファンベルトを外さなければ分からないほど少量の漏れもある。
少量の漏れはエンジンの熱で蒸発してしまうため、ピンク色したクーラントだけが粉として残っているのが特徴。ウォーターポンプの取り付け部分ではなく、回転するプーリーの中央から漏れる場合が多い。
上の画像は左が新品で右が漏れていたウォーターポンプ。中央にピンクの粉らしきものが見える。このプーリーはファンベルト回される。下がウォーターポンプの裏の画像。
ここがエンジンのブロックに付いている。ウォーターポンプ表はプーリーで回り、裏は羽で水を流す仕組みになっている。下がウォーターポンプを外したエンジン側。
素人では交換後の冷却水のエア抜き作業もあるので、さすがに作業は難しいが漏れを見ることは出来る。早く見つければエンジンの負担が減るので、参考にしてほしい。
ヴォクシーの冷却水が減る原因と修理費まとめ
平成21年式 型式ZRR70 走行90000KM | |
メーカー 車種 | トヨタ ヴォクシー |
症状 | 警告灯点灯(赤色の冷却水温ランプ) |
音 | エンジンを冷やすためにファンが多く回るので、エンジン付近からモーター音が気になる時もある |
臭い | 甘いにおい |
振動 | ファンが頻繁に回るのでエンジン振動が大きくなる |
原因 | 経年劣化 |
作業内容 | フロント右タイヤを外してホイールハウスカバーを外してファンベルトを外す。そしてウォーターポンプ本体を交換。その後、クーラントを補充してエア抜き。 |
作業難易度 | 難しい 素人では難しい |
修理代 | ウォーターポンプ本体15000円、工賃10000円、クーラント補充とエア抜き10000円。 |
後の支障 | オーバーヒートによるエンジン歪みが大きいと、冷却水が燃焼室に混入してガソリンとともに燃焼してしまい、1か月おきに冷却水が減りオーバーヒート |
車買替レベル | 必要 早く気が付いて直せば問題ないが、オ1度でもーバーヒートしたエンジンは弱るので、そこそこの年式、走行距離なら買い替えた方が良い。
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