カタログの裏にあるスペック表からエンジン性能曲線図のイメージを作成します。
カタログがない方はグーネットのスペック表を参考にして下さい。
以下はトヨタのアクアのグーネットスペック表です。赤枠が必要なデータになります。

ここではエンジン性能特性だけをグラフ化しますが、車のギヤ比、タイヤサイズ、車重も計算した走行性能特性も次の駆動力曲線図ページで見る事が出来ます。
目次
エンジン性能曲線図(トルクカーブ)とは?
一言でいうと、「その車のエンジンの性格や実力を、1枚のグラフで見える化したもの」です。別名「パワーカーブ」とも呼ばれます。
車のカタログを開くと、スペック表に以下のような数字が書かれています。
最高出力: 36kW (6,500rpm)
最大トルク: 58N·m (5,000rpm)
これらは人間の健康診断でいう「背筋力のマックス値」や「100m走の最高タイム」のようなものです。しかし、これだけだと「普段よく使う2,000回転くらいのときはどれくらい力が出ているの?」という、一番気になる普段の性能が見えてきません。
それを、1,000回転、2,000回転、3,000回転……と、すべての回転数におけるパワーの推移を1本のストーリーとして繋いだ図こそが、エンジン性能曲線図なのです。
カタログの最高数字だけでは分からないこと
実は、カタログに載っている「最大トルク」などの数値が全く同じ車であっても、このグラフの形(曲線の描き方)が違えば、乗ったときのフィーリングは180度変わります。
山型のグラフ(スポーツカーなど): 低回転ではパワーが控えめですが、回転を上げるほどにトルクがグングン盛り上がり、後半に急激な加速が味わえる「回して楽しいエンジン」。
台形・フラットなグラフ(実用車やマイルドハイブリッドなど): 低い回転数から一気にトルクが立ち上がり、そのまま平らに維持される形。どこからアクセルを踏んでもすぐに力が出るため、日本の街乗りで「運転しやすい」と感じる優秀なエンジン。
このように、グラフを見ることで初めて「メーカーがどういう意図でこの車を作ったのか」という、車の隠れたキャラクターを見ることができるようになります。
当シミュレーターでできること
本来、この「エンジン性能曲線図」は、自動車メーカーが開発時に専用の計測器(ベンチテスター)を使って測るものであり、すべての車種のグラフが公開されているわけではありません。
そこで本ツールでは、カタログに載っている「4つの基本スペック(最高出力・最大トルクと、それぞれの発生回転数)」を入力するだけで、性能曲線をあなたの画面上に一瞬で再現します!
「今乗っている愛車」と「次に欲しい気になる車」の数値をそれぞれ入力して、ぜひその性格の違いをグラフで体感してみてください!
エンジン性能曲線図の作り方
ここでは最大トルク、最高出力、回転数を入力すると各々の回転数におけるトルクと出力を予測して計算されます。
その数値をグラフに記入するだけでエンジン性能曲線図が作れます。
下のグラフは自動でエンジン性能曲線図を作成しますので、是非、ご利用して下さい。
下の4つを入力して上の「グラフを更新する」と押してください。
初期値は初代アクア NHP10のスペックが入力されていますので、お調べになりたい車のスペックに変更してグラフを作成して下さい。
※出力はpsではなくKw トルクはkg・mではなくN・mを入力。
エンジン性能曲線図の見方
赤線がトルク、青線が出力(馬力)です。
左縦メモリがトルク、右縦メモリが出力(馬力)、下のメモリが回転数になってます。
このグラフで判断できるのは以下2つです。
- 何回転数の時に何Nmか?
- 何回転数の時に何kWか?
下のグラフはわかりやすく赤線と青線をタップすると値が表示するようにしてあります。
タップした時の表示例

上は参考画像です。このように各ポイントのトルクや出力が見えます。
低い回転数で高いトルクが出せるエンジンは出足が速いので、街乗りは快適です。
2000rpm~3000rpmでどれだけのトルクが出せるかで発進時の快適具合が判断できます。
最大トルクを越えても出力が伸び続けているエンジンは高回転させる高速走行が快適です。
いずれにしても比較するエンジンがないと判断は難しいので、よく乗る車をスペック表で入力し、比較して見て下さい。
自動車の故障診断機(スキャンツール)を持っている方はこちらの正味燃料消費率(BSFC)ページで計算してグラフ化できます。
数千円程度のスキャンツールでもデータモニター機能があればグラフ作成ができるので、興味のある方はご覧になってください。
エンジン性能を比較してシミュレーション
現在乗られている車のスペック表の値を入力してエンジン性能曲線図を見て下さい。
そして他の車のスペック表を入力してエンジン性能曲線図をご自分の車と比較すれば他の車の性能が感覚で理解できると思います。
なお、次のシミュレーションを実行すると更に性能がわかりやすくなると思います。
シミュレーション
ここで求めた数値を馬力で車を比較のページに入力すると走行性能2車種比較を視覚的にとらえる事ができるアニメーションが見れます。
荷物多く載せる予定の方や、大人数で乗る予定ある方は購入前に馬力を比較して後悔しない車を選んで下さい。


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