日産ノート 走行中の足回り異音を直す【ハブベアリング交換と修理費用】

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ニッサンのノートE12が走行中にゴー音が発生したので修理しました。

スピードを上げれば音が大きくなり、スピードを下げると音も小さくなります。

 

時速30km以上出すと聞こえてくる足回りの異音ですが、リコールや保証の範囲などで無料で直るのでしょうか?

ノートに乗られている方は下記関連記事も参考に見て下さい。

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走行中のリヤからの異音はタイヤノイズ?

走行して音を確認すると後ろから聞こえてくるような気がします。

タイヤノイズも似たような音が出ますが、タイヤノイズの場合、タイヤと道路が接地しなければ音は出ません。

上の画像ではタイヤを外してますが、音の点検でしたらタイヤを装着したまま回転させた方が音が聞こえます。

なのでリフトアップしてタイヤを空転させて確認します。

空転させるとリヤ左だけゴロゴロ聞こえました。

 

 

 

ハブベアリングの異音か調べる

手で回すとゴロゴロした感触と音が聞こえるので、ほぼベアリングの音だと考えれらます。

リヤ右側は無音で回ったので音の出所はリヤ左で確実です。

 

ハブキャップを外すと内部のグリスが白く劣化していました。

ナットを外してドラムブレーキを外します。

裏からベアリングが手で触れるので直にベアリングを回すと手にもゴロゴロした感触がありました。

ベアリングの異音で間違いないようです。

 

 

 

ハブベアリングの交換方法

簡単ですがプレスを使うので自宅でDIYとはいかないと思います。

気になる方は手順もご覧になって下さい。

 

 

ベアリングのロックピンを外す

まず最初にロックピンを外します。工具は小さなマイナスドライバーと普通のマイナスドライバーの2本必要です。

ピンは外れると勢いよく飛ぶ事もあるので保護眼鏡をすると安心です。

小さなマイナスドライバーでピンの先端を内側に押します。

隙間が開いたら普通のマイナスドライバーをベアリングとピンの間に入れて捻るような感じでピンをドラムから外して下さい。

 

 

ベアリングをプレスで付け替える

ボルト側から押してベアリングを抜きとります。

外れたら新品を裏から入れます。

しっかり奥まで入ったらロックピンをはめます。

ロックピンはC型のリングなので切れている片側の先端を溝にはめてマイナスドライバーを上手に使ってリング全体を内側に縮めるように押して付けます。

最後にドラムブレーキをつけてロックナットを締め込み、キャップを叩いてはめれば完成です。

 

走行テストをするとゴーゴー音はなくなりました。

 

 

 

ハブベアリングの交換費用

ハブベアリングの故障は残念ながらリコールなど無料修理の対象ではありません。

また、無料で直せる保証期間は新車登録から3年6万km以下です。

今回のノートは10年10万kmを越えているので有料修理になります。

ハブベアリング6500円
ロックナット500円
キャップ300円
工賃13000円
合計20300円

修理費用はあまり値引きできませんが、車検は安いところを探せばたくさんあります。

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