名義変更するには1週間から2週間ほどかかる場合があり、急にはできないこともあります。
ここでは名義変更と車検の関係と必要書類、手順、お店に頼んだ場合の費用をご紹介します。
紛失や車検切れなどの対処法もご紹介します。
車検費用が気になる方は「車検どこがいい?人気ランキング」ページも参考にして下さい。
目次
名義変更してない車の車検もできる
- 「引越ししてから車検証の住所を変更していない」
- 「友達からもらったけど名義変更していない」
と言った人はかなり多いです。
よくある例 実家の住所が車検証の住所と同じだけど、自分だけ引越しした人や、近くに住んでいる友人や親兄弟などの身内から車を譲ってもらった人など、そのままにしても車を普通に使えてしまうので、そのままにする人が多い |
車に関連する郵送物は車検証の使用者の所に来るので親しい人が使用者でしたら、すぐに書類を受け取れます。
主な郵送物は自動車税納付書だけです。
その他に事件や事故など重要な事も使用者に連絡が行きますが、こちらはほとんどありません。
万が一あった時はかなり面倒で色々疑われ注意も受けます。
しかし車検は名義変更していなくても車検証の使用者が承諾すれば車検を受ける事は可能です。
名義変更前に車検を通す方法
車検の必要書類の1つに継続検査申請書といった用紙がありますが、この用紙に使用者が署名をすれば車検を受ける事ができます。
車検証や自賠責保険証は車内保管が義務づけられているので車検書類は揃っていると思います。
新使用者が車検でやることは車検証の使用者に継続検査申請書に記名してもらって車検店に提出するだけです。
引越しで住所が変わった人などは、何もせずに車検を受ける事が出来てしまいますが、こちらも何かトラブルが発生した時はかなり面倒になるので、早めに住所変更することをおすすめします。
車検の時に同時で手続きしてくれるお店が楽天車検にあるので、車検間近の方でしたら車検に合わせてお願いしましょう。
車検と名義変更を同時にする方法
名義変更も住所変更も、すぐに出来るわけではありません。 どちらも、まず最初に車庫証明を取得しなければなりません。 車庫証明の取得は早くても4日はかかります。
名義変更の流れは1.車庫証明~2.名義変更が絶対です。
それでは順番に説明します。
1.車庫証明の提出書類を揃える
※住所が変わらず、使用者が変わるだけでしたら車庫証明は必要ありません。例えば同居の家族から名義変更する場合など。
車庫証明書類 お店に車庫証明書を発行を頼むと平均で15000円程度の費用がかかります。
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下記、ソニー損保のサイトが見やすいので引用させていただきました。参考にして下さい。
①車検証の車名 ②車検証記載の長さ幅高さ ③新使用者の住所 ④新使用者の住所氏名印鑑 ⑤提出する人の氏名電話番号
①駐車場の住所 ②新使用者の住所氏名 ③駐車場の契約者 ④該当にチェック ⑤使用期間予定 ⑥駐車場の管理人
①グーグルマップを別紙に印刷してもよい ②道幅、入り口幅、駐車スペース寸法を細かく記入。図は定規を使って丁寧に書く
自分で警察に提出する場合は全て記入しなければなりませんが、名義変更や住所変更を店舗にお願する場合は、駐車場管理人に保管場所使用承諾証明書をもらうだけで大丈夫です。
記入や書類の用意は全てお店がやってくれます。
次は住所変更や名義変更する為の必要書類です。
2.名義変更の必要書類を揃える
名義変更費用 | 2万~4万円 |
名義変更必要書類
※車庫証明書発行は名義変更前にお店に頼んで手続きしてもらいましょう。 |
上記書類を車検店舗に渡すと車検と同時に名義変更してもらえます。
次は住所変更です。
3.住所変更の必要書類を揃える
住所変更費用 | 2万~4万円 |
住所変更必要書類
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上記書類を車検店舗に渡して車検と同時に住所変更してもらいます。
車検証は車検の時以外はあまり見る事はありません。 車検の時「車検証がない!」と焦る人、意外といます。 事故や違反、自動車保険の切り替え、会社にコピーを提出などで車外に出したまま入れ忘れると無くなります。 気を付けましょう。
次は車検証を紛失した際の車検証再発行の方法をご紹介します。
車検証紛失の再発行は当日発行可能
焦らなくても大丈夫です。
必要書類さえ揃って入れは運輸支局で30分程度で新しい車検証が発行されます。
再発行費用 | 8000円前後 |
再発行書類
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車を譲ってもらった方は名義変更をしていないと、こういったトラブルの時は旧使用者に印鑑をもらったりなど、迷惑と手間がかかかるので、早めに名義変更手続きを済ませましょう。
車検と名義変更はどっちが先?
名義変更と車検を同時にする場合、どちらが先かは誰が車検を依頼しているかによって変わります。
新しく車の名義になる人が車検をお願いする場合 |
名義変更をしてから車検を通します。 理由:車検に必要な申請書類をその場で本人が記入できるから。 |
車を手放す人が車検を依頼する場合 |
車検を通してから名義変更をします。 理由:車検に必要な申請書類をその場で本人が記入できるから。 |
どちらも理由は同じですが、これらは前提として名義変更の書類が揃っている場合の話です。
名義変更の書類が完備していれば後は車検の必要書類だけです。
車検の必要書類は車検証名義の人が直筆で申請依頼書に記名しなければならないので、誰が車検店に来店したかでその場で記名できる人が変わり、車検と名義変更の順番に影響が出てきます。
次はよくある質問です。
車検有効期限が切れるとどうなる?
無車検運転罰則違反点数&無保険運転
切れたまま乗っていると? 自賠責保険も車検期限に合わせて加入するので、車検切れの場合、自賠責保険も同時に切れることになるので、無保険車にもなります。自賠責保険と任意保険は違います。 自賠保険は必ず入らないといけない保険で、加入しなければ車検を受ける事が出来ません。 任意保険は事故した時に自賠責保険以上の保証が発生した場合に使用する保険です。 こちらも加入しないとリスクが大きいです。 なお現在は指定区域に道路にナンバー自動読取装置を導入しており、道路上を走行している車の登録ナンバーを読み込むとすぐに車検切れかどうか判断できます。 今までは警察が必ず停車させて車検証を確認しなければ不可能だった車検切れが瞬時にわかってしまいます。 【無車検罰則】
【無保険罰則】
【無車検無保険同時】 同時に2つ以上の違反をしたときは最も高い違反点数が適用されるので、無車検と無保険共に高い違反点数が6点なので6点になります。 罰金は同時違反全部の合計になります。
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無車検運行にはレッカーか仮ナンバーを使う
どうやって運ぶ? では車検を受けるのにどうやってお店に運べばいいのでしょうか?
主にこの2つですが、ご自分で仮ナンバーを借りるには自賠責保険にも加入しなければならず、かなり面倒です。 しかも終わったら返却しなくてはならないので、平日2回、役所に行かなければなりませんが、費用は750円だけです。 レッカー引取は別料金がかかりますが、車検と同時なら、割引してくれるお店が多いようです。 近いお店に運ぶには5千円~1万円の運搬料金が一般的です。 仮ナンバーの借り方~使い方 役所の総務課窓口に行き手続きします。用意する物
後は窓口で申請書を書きます。申請書は運行目的、運行理由、運行経路など記入します。 仮ナンバーの使用期間は5日間です。 ナンバープレートは前後見易い位置に固定しますが、フロントは正規ナンバーを外してその場所に付けて、リヤは封印があるためナンバーは外せませんので、正規ナンバーの右側のボルトだけ外して、正規ナンバーの上に仮ナンバーを重ねて右側のボルトをしっかり止めて固定します。 多少斜めになりますが、後ろからナンバーを見る事が出切れば大丈夫です。 仮ナンバーの手続きはそれほど難しくありませんが、事前に自賠責保険に加入しなくてはならず、しかも平日の昼間しか手続き出来ません。 楽天Car車検の中にはレッカーで運んでくれるお店が多数ありますので確認してみましょう。 |
楽天のStayHome車検で引取納車店舗を探す
StayHome車検はお客様は外出せずに車検業者が引取して車検整備が完了したら納車してくれる車検です。
楽天車検は引取納車可能な車検工場が登録されているのでお近くの整備工場を探してみましょう。
残念ながらレッカーで引取納車できる車検業者にコスモ石油やエネオスのようなガソリンスタンドはあまりないようです。
しかし楽天車検の加盟店は車検を受けたいお店が多く、車検切れも運搬してくれる場合があるので、一度予約申込み時に車検切れを伝えて相談してみて下さい。
ネット上で探す時は下記画面の赤丸にチェックを入れると引取納車可能店舗のみが表示されます。