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ヘッドライトがつかないハスラー
暗くなってきたのでヘッドライトをつけようとスイッチを回しても前方が明るくなっていないような気がする。
車から降りて前に行くと右は明るかったが左側は薄く光っていた。
実際には左側はヘッドライトではなくスモールランプがついているだけだった。
平成27年スズキ、ハスラー、5万km。
【ハスラーのガガガ異音はこちらのページを参照】
【ハスラーのエアコンが効かない原因はこちら】
HIDバルブが点かない原因は3つ
ハスラーの純正のヘッドライトは(HID)ディスチャージというタイプのバルブ。
一度、ライトスイッチをoffにして、5分後にonにしたらヘッドライトがついたが、少しチカチカと光がちらついている。
こういった症状はバラストの故障かバーナーの故障かイグナイタの故障のどれか。
バーナーとは昔で言うヘッドライト球。バーナーは中に電熱線がなく、キセノンガスが入っていて、アーク放電させることによって光をだす。
イグナイタは電圧を上げる装置。12Vを2万Vにする。
バラストとは綺麗にアーク放電させるためにイグナイタで上げた電圧を調整する物。
バルブの交換方法(左右入れ替え)
ライトが点灯しない時は、バーナーを左右入れ換えて点検するのが、1番早く、間違いもない。
ライト裏のカバーを外す
早速、左側のヘッドライトユニット裏側にあるカバーを外す。
中にシルバーの箱が見える。これがイグナイタ。ちなみにバラストが下側に付いている。
イグナイターを外す
イグナイタを左に回転させてバーナーから外す。
次にバーナー回りのピンを外してバーナーをヘッドライトユニットから抜き出す。
HIDバーナーを外す
バーナーを見ると見た目的には問題はなさそうだが、見た目では判断しにくく、実際に点灯していても消耗ぢてくると光度が下がって明るさが足りず車検が受からなくなる。
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ハスラーのリコール対策
イグナイタとバーナーの接点を見ると焦げていた。
通常、かなり使用頻度が高くても焦げることはないので、イグナイタかバーナーの異常が考えられる。
とりあえず右側と入れ換えて点検しようと思い、右のバーナーを外すと、こちらのイグナイタも焦げている。
※↑右側が対策品
これは、あまりありえないので、スズキのサイトで確認するとリコールが出ていた。
バーナーとイグナイタの両方が対策品になっていて全部交換する。
焦げているということは、ひどければ車両火災もありえるので、早急に対応した方がよい。
ヘッドライトがつかない原因と修理費用まとめ
平成27年式 型式MR41S 走行50000KM | |
メーカー 車種 | スズキ ハスラー |
症状 | ヘッドライト不灯 |
音 | なし |
臭い | なし |
振動 | なし |
原因 | イグナイタ内に揮発性のシリコン化合物があり、熱で溶けて接触不良をおこす |
作業内容 | ヘッドライトの裏側キャップを外し、イグナイタとバーナーを交換。 |
作業難易度 | [star rating = "5"]簡単 しかし素人ではリコール作業は出来ない。 |
修理代 | バーナー&イグナイタはリコールのため、工賃も含め全部無料。 |
後の支障 | ヘッドライトユニット内にガスが溜まり曇る。 |
車買替レベル | [star rating = "1"]不要 軽い故障なので買い替えの必要なし
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