ウェイクのリヤからゴー音がする故障
走っていると「ゴー」といった音が聞こえる。
スピードを上げると次第に音が大きくなり、スピードを下げると音が小さくなる。
20km以下ではほとんど聞こえない。
「ゴロンゴロン」や「グワングワン」など例えようのない音でもある。
後ろから聞こえてくるような気がする。
令和2年、ダイハツ、ウェイク。
修復歴車にありがちな異音。
事故車を修復せずにそのまま車の買取店に売ると外装だけ安く直して中古車オークションに売る業者がいるので、修復歴をオークションで買ってきてもらう時は要注意。
スライドドア付近からコトコト音が出るときはスライドドアの調整や内張りの調整で直る。
明らかに室内から聞こえてくるようなら、こちらのタントの異音のページをご参考に。
この年式だと一回目の車検前なので新車3年保証の範囲だが、後ろの事故でホーシングを交換するほどの修理をしているので、ダイハツで点検してもらうと、まずノークレームとなる。
そして後ろからの音なので、事故の影響で音が出てるのは間違いない。
リヤの足回りを分解点検
まずは車をリフトアップしリヤタイヤを空転させてみる。
右のリヤタイヤを回すと左とは明らかに違うゴロゴロ音がする。
タイヤが地面に接地した状態で音が出る時はタイヤの変形や摩耗によるタイヤノイズも考えられるが、空転させているのでハブベアリングから音が出ている可能性が強い。
しかし事故の影響は通常は考えられない故障も発生する場合があるので、実際にハブベアリングを外して単体点検してみる。
通常あり得ないドラムの変形やバックプレートのガタツキなども気をつけて見る。
ホイールの歪みも念のため点検するが、黙視ではほとんどわからない。
しかしホイールが変形しているとさすがに走行中違和感を感じるので、まずは考えないことに。
ハブベアリングを押したり引いたりすると少しだけズレル感じがある。
ベアリング単体でまわすとゴリゴリ感があるのでベアリングはダメだと判断した。
ハブベアリングを交換する
その他に異常はなさそうだが、事故の影響は思いもよらない所に出るときもあるので、ハブベアリングを交換して走行テストをする。
しっかりなおっていた。
ウェイクのハブベアリングの交換はハブごとの交換になるので、プレスで抜き差しする必要なし。
しかもブレーキライニングも一切分解せずに出きるのでかなり簡単。
ここまで簡単に交換ができる構造にしたダイハツ。
ベアリングは定期的に交換するような消耗品として考えているのかも知れない。
ウェイクの異音の原因と修理費用まとめ
令和2年式 型式LA700S 走行13000KM | |
メーカー 車種 | ダイハツ ウェイク |
症状 | 走行中異音 |
音 | ゴーやゴロゴロ |
臭い | なし |
振動 | 若干の横揺れ |
原因 | 事故による変形 |
作業内容 | リヤタイヤを外してブレーキドラムのを外す。ハブ回りの4本の六角ボルトを外し手前に引く。車速センサーのカプラーを抜けば交換できる。 |
作業難易度 | 簡単 素人でも簡単 |
修理代 | ベアリング18000円 工賃3000円 合計21000円 |
後の支障 | なし |
車買替レベル | 不要 軽い故障なので買い替えを検討するほどではない |
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