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タントのエンジン不調の症状
アクセルを踏んでも加速しない、坂道ものぼらない、ガタガタと車体がノッキングし、ゆっくりとスピードが上がれば何とか普通に走れる。
ダイハツ タント 平成18年 L350S ９万km。
ひどく調子が悪い訳ではないので最初は気がつきにくいが、徐々にかかりが悪くなったり、エアコンをつけると走らないといった症状。
燃費も悪くなりマフラーから白い煙が出て排ガスが臭い時もある。
白煙はエンジン本体交換といった重大な故障の場合があるのため、買取査定でも重要なチェック項目になっている。
こういった加速不良の故障は何が原因なのか？を調べてみた。
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タントの加速不良や息継ぎの原因
これはタントの定番の中の定番、スパークプラグの故障。
故障の初期段階だと発進時に息継ぎするようになる。
スパークプラグの部品代は安いが、調子が悪い状態で乗り続けるとイグニッションコイルも故障し、エンジン警告灯も点灯する。
下の画像はエンジンからイグニッションコイルを外したもの。
この下にスパークプラグが入っている。
※上の画像は新旧のスパークプラグ。
左が新品、右が使用後。
先端が細くなって消耗しているのがわかる。
この間から火花がでるので、正常な点火ができなくる。
警告灯はイグニションコイルも故障した証拠
スパークプラグの故障で高圧の火花が行き場を失って手前に付いているイグニッションコイル内で高負荷がかかり高温になり隙間からリークしたり、軽く破裂したりする。
スパークプラグが故障しただけではエンジン警告灯はつかない。
※ダイハツの失火検出回路のある車は例外
加速不良やエンジンの息継ぎをしている車で警告灯がついているのは高確率でイグニションコイルの故障。
それほど知られていないいないが、エンジンオイルやベルト、ブレーキパッドと同レベルなほど重要な消耗部品。
交換工賃や費用はオートバックス工賃表を参考に。
スパークプラグだけの故障なら、走っていて少し力が足りないような感じで済むが、イグニッションコイルまで故障するとかなり違和感がある。
※下の画像はプラグとイグニッションコイルの装着例。
イグニッションコイルの故障判定方法も参考にしてほしい。
修理しないとO2センサーも故障する
イグニッションコイルは１つ故障しただけなら、ガタガタしながらも走行は出来る。
２つ故障するとエンジンはかからない。
１つ故障した状態で走り続けていると、O2センサーなど別の故障も発生するので、早めに修理した方が良い。
ちなみにO2センサーとはマフラー無いの酸素濃度を計り、燃料の噴射量を調整している。
なぜ壊れるかと言うと、プラグが故障するとガソリンがエンジン内で燃えずマフラーまでガソリンが流れ、マフラー内で燃える為、マフラーに付いているO2センサーが高温になり熱で故障し、エンジン警告灯が点灯する。
排気ガスCO,HCが高い原因はO2センサーのページも参考にしてほしい。
タントが加速しないガタガタする原因と修理費用まとめ
| 平成18年式 型式L350S 走行90000KM | |
| メーカー 車種 | ダイハツ タント |
| 症状 |
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| 音 | 加速時にドッドッドッドッ |
| 臭い | 排気ガスが臭く感じる時もあり |
| 振動 | アイドリング時にゆさゆさ、加速時にガタガタ |
| 原因 | スパークプラグの消耗 |
| 作業内容 | エアークリーナーを外し、イグニッションコイルを外しスパークプラグを交換。 |
| 作業難易度 | [star rating = "2"]簡単 工具が揃っていれば簡単。プラグレンチと10mmのスパナのみ。 |
| 修理代 | スパークプラグ600円×3本、工賃2000円、合計3800円 |
| 後の支障 | 不調時は不燃焼ガソリンがマフラーに流れるのでマフラー内部が高温になりマフラーの寿命が縮む |
| 車買替レベル | [star rating = "1"]不要 軽い故障なので買い替えの必要なし
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