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フリードのブレーキ鳴きの症状
ブレーキを踏んで止まろうとすると、大きくは無いがキーキーとブレーキが鳴く音が出る。
キコキコとも聞こえるが、どこから音がでているのかもわからない。
ブレーキは車検で必ず点検する箇所なので異常なほど大きい音でなければ車検の時に見てもらった方が工賃が安く済む。
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平成21年 ホンダ フリード GB3 80000km。
気になる方は下記ページもご覧になってほしい。
ブレーキ鳴きの場所と音色
※上の画像はフロントのブレーキ付近
前側から音が聞こえて来るようならブレーキパッドの可能性が高いが、どちらかと言うと後ろから聞こえる。
誰かに運転してもらって前後のタイヤ付近で聞けば判別できる。
ちなみにブレーキパッドが少ないと最初はブレーキを踏むたびにキーと言った音。
ひどくなるとブレーキを踏まなくても走行中なら「シャー」や「シャンシャンシャン」と言った音がタイヤの回転に合わせて聞こえる。
リヤブレーキの異音
今回は後ろからの音だった。
このフリードのリヤブレーキはドラムブレーキ。
そういった場合、後ろからのブレーキ鳴きは調整や清掃、グリスを塗ることによって音が消える事が多い。
ドラムブレーキの仕組み
ドラム式ブレーキはブレーキパッドのように挟み込むブレーキではなく、ドラムの内側から広げて止めるブレーキライニングを使っている。
ライニングが磨耗すると、小さい音ではなく、かなり大きい音でギーギーといったブレーキ鳴きがするため、今回のブレーキ鳴き磨耗ではない。
ブレーキライニングの調整と清掃
上の画像のように実際にドラムブレーキを開けて見てみると、ブレーキライニングは十分ある。
特に異常箇所がないため、清掃し、可動部分にグリスを塗り、最後にクリアランスを調整する。
上の画像のマイナスドライバー先端にクリアランスを調整できるアジャスターがある。
※ギザギザした歯車がアジャスターで回すと伸び縮みし、ライニングが動く。
清掃、調整、グリスで音が消えた。
ドラムブレーキの場合は、ブレーキダストが中に蓄積されるため、定期的に内部洗浄、グリス、調整が大事。
「車検整備で見るブレーキ検査」のページも参考にどうぞ。
ブレーキ鳴きと異音の原因と修理費用
平成21年式 型式GB3 走行80000KM | |
メーカー 車種 | ホンダ フリード |
症状 | ブレーキ鳴き |
音 | キーキー、キコキコ |
臭い | 無し |
振動 | 無し |
原因 | ブレーキライニングの汚れ、クリアランスが大きい |
作業内容 | リヤブレーキドラムを外して清掃してグリスを塗り、アジャスターボルトを回転させブレーキ調整。 |
作業難易度 | [star rating = "4"]難しい 実は簡単だが、ブレーキは安全装置なので整備工場でなければ作業できない |
修理代 | リヤブレーキの分解整備 4000円 |
後の支障 | クリアランスをしっかり調整しておかないとライニングとドラムが変形しやすい。 |
車買替レベル | [star rating = "1"]不要 軽い故障なので買い替えの必要なし
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