自動車には前後にナンバープレートが装着されています。
ナンバープレートは見やすい位置に取り付けなければなりません。
リヤのナンバーは夜間でも確認できるようにナンバーランプの装着が必要!
逆にLEDなど、光度が高いランプに交換している車を多く見かけますが、保安基準は大丈夫なのでしょうか?
ナンバーランプについて調べましたのでご紹介します。
車検費用でお悩みの方は楽天車検のお得な使い方をご覧下さい。
目次
車検点検項目 ナンバーランプの基準
ナンバーランプの別名称と基本作動
ポジションランプやヘッドライトを点灯させた時、ナンバーランプも同時に点灯しなくてはいけません。
ナンバーランプだけ消すことが出来るようなスイッチなどが運転席に装着されているとダメです。
ナンバーランプの別名称 ナンバーランプ = ナンバー灯 ナンバーランプ = ライセンスランプ ナンバーランプ = 番号灯 |
ナンバーランプは安全装置ではないですが、自動車を識別するナンバープレートを見やすくする為のものなので、違反防止などに役立ちます。
取付位置
照射されている先の光は見えてもナンバーランプの光源が見えてはダメ。簡単にいうとナンバーランプのレンズは真後ろから隠れている位置に付いなければいけない。見える位置にある時は見える側のレンズに曇りを入れるなど光度を下げる必要がある。
使用個数
規定なし
ランプの色
白のみ、点滅はダメ。照度は15ルクス以上。
性能、機能
夜間後方20mの位置からナンバープレートの数字が見えること。
抜粋:保安基準ブック
ナンバーランプをLEDに交換して車検を通す方法
明るさの基準は15ルクス以上あればいいので、明るすぎて車検に落ちる事はないように思えますが、明るすぎてナンバープレートの数字が読めないとダメです。
しかし、ナンバープレートが読めないほどの光はほとんどないので暗くなければOKです。
ルクスの見分け方 そのナンバーランプの明るさの基準である15ルクス以上ですが、一般的にローソクの光が15ルクス位だと言われています。 |
ローソクの光でしたら、それほど明るさはいりません。
LEDにすれば明るさの基準は満たすでしょう。
LEDの明るさの判定はポジションランプのページで説明しています
LEDのナンバーランプに交換する注意点
LEDはノーマルの電球と違って中に回路が組み込まれているので、接触不良や電圧変化が発生する事があります。
LEDランプで多い不具合はチカチカ点滅すること
LEDランプはナンバーランプのように小さくても2000円以上します。
安い商品ですと購入してすぐに接触不良でチカチカ点滅する事があるので注意して下さい。
ナンバーランプの交換方法
バックドアが上に開くタイプの車が多いので普通車、軽自動車共にバックドアが上に開くタイプのナンバーランプの交換方法をご紹介します。
手順- バックドアを開ける
- バックドアの内張を外す
- 内側からナンバーランプソケットを探す
- ソケットを反時計回ししてソケットを外す
- 電球を引っ張って外す
- LED電球を差込む
- 元通りにして完成
内張がクリップで止まっているので引っ張って外す。車種によってボルトが数か所止まっているので注意。
ソケットと電球交換
裏側はこのようになっているので交換は簡単です。
わざわざ内張を外さなくても外からナンバーランプレンズを外すことができる車は多数あります。
実際、このハイエースも表からも交換できますが、「ネジを外してスライドさせて」など少しコツがいるのと、破損してしまう可能性があるので、裏から交換する方法をご紹介しました。
レンズにネジが見える場合は表から出来るので、試してみて下さい。
割れそうでしたら無理せず、裏から交換する事をおすすめします。