車検点検項目6 ウインカーの基準 点滅が早いウインカーは車検に通る?

ウインカーが異常なほど早く点滅している自動車を見かける事があります。

早いからといってウインカーが見にくい訳ではないので、そのままでもいいかと思ってしまいますが、ウインカー点滅速度にも保安基準があります。

逆に点滅しない車や、点灯すらない車は道路を走ると危険です。

ウインカーの車検基準を調べましたので、ご紹介します。

 

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車検点検項目 ウインカーの基準

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ウインカーの別名称と基本作動

ウインカーはフラッシャーランプや方向指示器とも呼ばれています。

前後についており、車線変更などで、全体ではないにしても一部の側面からも見えなければ危険です。

前方はヘッドライトやバンパーに組み込まれており、後方はテールレンズと一体型のタイプが多いです。

 

ウインカーは対向車、後続車、歩行者などに進路を変更する事をお知らせする役目があります。

運転席から容易に操作する必要があるため、ハンドル付近にウインカースイッチがあります。

ハンドルが戻ればハンドル裏のピンで押されウインカースイッチを自動で切るので、ハンドル回りに装着されている車が一般的です。

ウインカーランプの別名称

ウインカーランプ = 方向指示器

ウインカーランプ = フラッシャーランプ

ウインカースイッチ

ウインカーは曲がる時も大事ですが、車線変更時などの進路変更はとても重要です。

特に高速走行での車線変更でウインカーが正常に作動しないと大きな事故につながります。

 

取付位置

自動車の中心線上の前方と後方の30m位置から見えるように左右に取り付けられている必要があります。レンズの上側が2.1m以下で、レンズの下側が0.35m以上の位置に取り付けられていなければダメです。


 

使用個数

左右対象の位置に1個ずつ。乗車定員10人以上の場合はリヤの両サイドに2個ずつ。


 

ランプの色

オレンジ色のみ。昼間100mの位置から点滅が確認できなければいけません。


 

性能、機能

毎分60回以上、120回以下の点滅回数に収まらなければいけません。ウインカーレンズの中心から上下15度、内側45度、外側80度の範囲から見渡せるように設置します。付近に装着した改造パーツは気を付けて下さい。

※保安基準ブック抜粋

ウインカー


 

 

ウインカーランプの早い点滅は車検に通る?

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時々、ウインカーの点滅が早い車を見かけます。

ハイフラッシャーウインカーとも言われて、以前はそういったウインカーを早くする改造をする人もいました。

そもそもどうやって点滅させているのでしょうか?

 

ウインカーランプの点滅の仕組み

ウインカーランプを点滅させるには、ウインカーリレーを使用します。

リレーは通常、大きな電気を送るために使います。

小さな電流をコイルに流し、磁気で接点繋ぎ、別の回路に大電流をながします。

ウインカーリレーは通常のリレーと違って電気のon.offを切り替えるためのもので、コンデンサーを内蔵しています。

コンデンサーは電気を貯めて、満タンになると電気を流す事ができるので、ウインカーに入る電気はonになりウインカーが点灯します。

コンデンサーの中の電気が減ると電気の流れを止めて、再度コンデンサーに貯めるのでウインカーはoffされて、自動で点滅することが可能になります。

その点滅が早くなってしまうのはなぜでしょうか?

 

ウインカーの点滅が早くなる理由

先程の説明でリレーのコンデンサーの電気が貯まると電気をウインカーレンズまで流すことがわかりました。

と言うことはコンデンサーに電気が早く貯まるとウインカーレンズに早く電気を流します。

そうなるとウインカー点滅は早くなるのです。

ではどうなるとコンデンサーに電気が早く貯まるのでしょうか?

 

 他の場所のウインカーの電球が切れた時です。

 

他のウインカー球が切れるとその分、消費電力が減り、コンデンサーに貯まるスピードが上がります。

コンデンサーに貯まると電気を流すので、他のウインカーに流す電気の間隔が早まり、「残ったウインカーの点滅が早くなる」といった現象がおきます。

 

ウインカーの点滅が早いと車検は通る?

ウインカーは毎分60回以上、120回以下の点滅回数でなければダメです。

 

 1秒間に1回以上、2回以下です。

 

ストップウォッチで計れば簡単に判断できます。

どの車も毎分90回前後で設定されています。

バッテリー不足や、オーディオや電装装備品に電力を使用してウインカーのコンデンサーの溜まり具合に変化が起きても範囲内に収まるように60回と120回の中央付近を初期設定しているようです。

そもそも毎分120回以上点滅する場合は、どこかのウインカー球が切れているか配線が断線していることがほとんどです。

右のウインカーの点滅が早ければ右側の前後左右全てのウインカーが点灯していることを確認しましょう。

全て点滅しているようでしたら、どこかの電球のワット数が合っていないことも考えられます。

 

 LEDや違う電球を取り付けた場合は元に戻してテストして下さい。

 

ウインカーが早くて車検に通らないというより、どこかの点灯不良で車検に通らない事が多いです。

 

 

 

ウインカーの暗さの車検基準は?

昼間100mの位置から点滅が確認できなければなりませんが、テールランプが夜間300mの位置から確認できなければならないので、テールランプに比べるとかなり暗くても大丈夫です。

それほど遠くから確認できなくても大丈夫ですが、近距離ではハッキリ見えないと危険です。

ウインカーランプにスモークスプレーなどで暗くする場合は徐々に塗って光度を確認しながらスモーク張りしていきましょう。

 

 

LEDウインカーはリレーでハイフラッシャー対策

LEDは消費電力が少ないため、ウインカーリレーのコンデンサーに電気がすぐに溜まってしまい、電気の放出間隔が短くなります。

そうなると自然とハイフラッシャーウインカー(早いウインカー)になって保安基準を満たすことができなくなります。

そこでLEDウインカーバルブを付ける配線に抵抗を入れたリレーを繋げる事でハイフラッシャーを防止する事ができます。

ウインカー以外でもLEDは消費電力が低いので自動車のコンピューターが球切れと判断して警告灯を点灯してしまう事があるので、LEDバルブを装着する際は適合の確認が必要です。