車検の支払い方法でもっとも多いのは、受け付け時に法定費用を払って、納車時に残りの整備費用を払う分割払いです。
車検費用が払えないからといって車検が切れてしまうともっと仮ナンバーを取得したり、レッカーで運ぶなど、余計な費用がかかります。
車検の支払い方法、後払いが可能な業者、支払いタイミングなど調べましたので、ご紹介します。
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目次
車検支払い方法の種類
車検の支払いは現金払い、ローン、クレジットカードがあります。
現金払い
現金払いは、納車時に全額一括払いか、入庫時に法定費用を払って、納車時に残金を支払う分割払いも出来ます。
この場合、分割といっても2,3日の分割払いになるので、支払いが楽になるわけではありません。
ローン
オリエントコーポレーションやジャックスなど通常の信販会社で車検のローンを組むことが出来ます。
6ヶ月や12ヶ月の分割や、24ヶ月なども選べますが、24ヶ月ですと車検費用を払い終わると同時に次の車検支払いが発生します。
車検ローンの金利はかなり高く、金利は10%位が一般的です。
10万円の車検を1年払いで分割にすると総額11万円払うことになります。
クレジットカード
車検でクレジットカードが使えるお店は多いですが、お店によって取り扱いできるクレジットカード会社は違います。VisaやMastercardなどは使えるお店が多いようです。
クレジットカードを扱っているお店は楽天Edyなどの電子決済もできる所が多いです。
楽天Car車検ではクレジットカードが使えるお店を検索する事ができます。
車検費用を後払いできる店
基本的にどこのお店も車検費用の後払いはできませんが、振込みや支払日が決まっている場合は後日でも大丈夫になる事があります。
後払いができる可能性があるお店を紹介しますので参考にして下さい。
オートバックス車検などカー用品店イエローハットやオートバックなどカー用品店は、不特定多数のお客様がご利用するようなお店では、基本的に後払いはできませんが、後日、振込みを希望する場合でしたら可能になる事があります。 1週間程度でしたら待ってもらうことも可能ですが、親しいスタッフがいるか常連でなければ難しいです。 |
コバック車検など車検専門店コバックのような車検専門店は半分民間車検工場のようなお店なので、後払いに対応しているお店が多いですが、初めての利用や、信用されにくい感じの人柄ですと断られます。 リピーターでしたら後払いが認められるケースがあります。 参考ページ:安いコバック車検 |
トヨタなどディーラートヨタやニッサンなどのディーラーや民間車検工場のように車の購入~メンテナンスまで全てお願いしているような人とは人間関係ができているので、1ヶ月程度の後払いなら引き受けてくれる場合があります。 |
コスモ車検などガソリンスタンドガソリンスタンド系の後払いは難しいようです。 スタッフもアルバイトが多い事から、基本に沿った仕事を求められているので、車検費用の後払いといった異例の事態は基本的に認められません。 |
ビッグモーターなど中古車販売店中古車販売店の場合は、担当営業によって変わります。 数年も前からのリピーターやお客様を紹介してくれるような担当営業の成績アップにつながる方でしたら後払いも可能です。 しかし店舗のルールもあるので、いくら常連でも後払いできない場合があるので注意して下さい。 参考ページ:ビッグモーター車検の評判 |
どのタイプのお店も、そのお店を多数利用して、お店に信用されていないと、後払いはできません。
その他にも、自動車販売をしている整備工場なら、未来の購入予備軍である車検ユーザーを大事にしてくれるので、後払い出来ることが多いです。
絶対に後払いできないケース
ユーザー車検をご存知ですか?
ユーザー車検は自分で検査して車検証を更新するので、とても安い車検としてい知られています。
参考ページ:99%合格するユーザー車検の流れ
上のリンク先のページを見るとわかりますが、ユーザー車検は重量税や自賠責保険の支払いを先払いしなければ検査を受ける事ができません。
基本的な支払い方法とタイミング
現金、ローン、カードによって後払いできる日数がかわります。
各種、会社よって代わりますが、よくある事例をご紹介します。
現金
車検店は基本的に、「法定費用は先払い」で「整備費用は納車と引き換え」と決まっています。
現金を後払いにする場合はお店の担当者と付き合いが長ければ、担当者が店長もしくは社長に相談して後払いの許可をくれる場合があります。
その場合、請求書などに、後払い期日など誓約書を書きます。
個人事業主のような自営業でしたら自分の経理上の締め日と支払日などを伝えれば後払いできます。
どちらもお店側に信用されているのが、絶対条件です。
ローン
ローンの場合は月末に申し込みをすると翌月の26日あたりから引き落としされるので、月末に車検を受ければ、最初の支払いまで1ヶ月ほど、遅らせる事ができます。
クレジットカード
クレジットカード会社によって支払日が変わるので確認が必要ですが、15日絞めの翌月10日払いといった日程をよく聞きます。
なるべく支払いを後にしたければ、16日に車検を完成させて、クレジットカード払いにすれば、翌々月の10日に引き落としになり、約2ヶ月ほど、支払いを後にすることが可能です。
例)4月16日カード払い、5月15日絞め、6月10日引き落とし。
車検費用の後払いのメリット
車検費用を後払いにするメリットは2つです。
後払いメリット
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【1】車検は平均で10万円~20万円ほどかかるので、ボーナスが入金されるまで車検を受けない人がいます。そうなるとボーナス時期に車検が集中して予約が取れない事も多々ありますが、後払いが出来るとボーナス前の閑散期にスムーズに車検予約でき、代車も選び放題です。
【2】車検費用を1度集金してしまうと、整備不良などで、いくらお店側が悪くても返金はほとんどありません。良くて新品部品に交換や次回オイル交換サービスなど、作業のサービスになります。しかし、まだ支払いを済ませていなければ請求書を差し替えて整備不良の箇所を工賃サービスなどにしてくれます。
車検費用の後払いのデメリット
後払いにするデメリットはかなり大きいです。
気持ちよく車検整備をお願いしたければ、現金の後払いはやめて、クレジットカードやローンをご利用しましょう。
後払いデメリット
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【1】後払いの期日をしっかり守っていれば大丈夫ですが、遅れたりするとお店のブラックリストに載り、入金後に作業といった一般客と逆の扱いを受けます。
【2】急な修理などで後払いなら仕方がありませんが、車検といった前もって決まった日のお金が用意できないとなると、お店の人も、あまり良い顔をしません。
【3】これはローンの場合です。車検の金利は高いので、以前から車検費用を貯めておいた方が、かなりお得です。
【4】納車後、すぐにタイヤをパンクさせてしまったり、ぶつけてテールレンズを壊した場合など、車検の支払いが済んでいないと修理してくれません。
【5】車検入庫特典の商品券やティッシュなどサービス品は通常のお支払いをした方が対象です。ローンやカード払いは通常の支払いなので問題ありません。
車検費用の後払いについてご紹介しましたが、よほどのことがない限り後払いはデメリットが大きいです。
お客様の支払いが遅くてもお店は法定費用を立て替えて支払っています。
部品代金や整備費用も立て替えているかもしれません。
支払いは早い方がお互いに気持ちの良いお取引ができると思います。
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