アクア車検費用の相場【1~3回目の車検交換部品】

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アクア車検1回目

3年目2万km

下記の表は今回、車検を受けた車の情報です。

車名アクア
型式NHP10
走行距離約2万km
経過年数3年
車検回数1回目

 

アクア1回目の車検部品の状態

下記の表は車検で点検した結果です。

ベルト類使用なし
Fブレーキパッド10.1mm(限度値1mm)
Rブレーキパッド前側4.7mm 後側4.9mm(限度値1mm)
ドライブシャフトブーツ外側ヒビなし
ドライブシャフトブーツ内側ヒビなし
タイロッドエンドブーツヒビなし
ラックブーツヒビなし
ロアアームボールブーツヒビなし
  • バッテリー電圧
  • CCA
  • 内部抵抗
  • 判定
  • サイズ S34B20
  • 12.31V
  • 276cca
  • 11.06mΩ
  • 良好
エアーフィルター詰まり 20%(100%は要交換レベル)
タイヤ前輪溝4.9mm 後輪溝6.1mm(限度1,6mm)ヒビなし
スタビライザーリンクヒビなし
エアコンフィルター詰まり 20%(100%は要交換レベル)
スパークプラグ電極摩耗 ???%(100%は要交換レベル)

各工賃は「オートバックス工賃表」を参考にして下さい。

車検部品の消耗具合は「車検費用の総額と交換部品の解説」ページが画像付きで参考になります。

 

アクア車検費用相場1回目3年目

今回のアクアの交換部品の内訳

  • エンジンオイル 4000円
  • ブレーキフルード 4000円
  • ワイパーゴム 3000円

交換部品合計:11,000円①

上記部品を交換したアクアの車検費用をオートバックスとディーラーで比較しましたので下の料金表を参考にして下さい。

 

オートバックス車検費用の相場

法定費用34,850円
基本工賃25,300円
交換部品①11,000円
車検総額71,150円

オートバックス車検のページも参考にして下さい。

 

ディーラー車検費用の相場

法定費用34,850円
基本工賃24,000円
検査料9,000円
代行料10,000円
交換部品①11,000円
車検総額88,850円

 

 

 

 

アクアのよくある故障

 

ハイブリッドバッテリーのクーラー

アクアのハイブリッドバッテリーはリチウムイオン電池です。

リチウムイオン電池は「高温」と「充電量」が少ない状態が寿命を早めます。

一定の温度以上の高温は化学反応が活発になるので、バッテリーが劣化します。

充電量が少ない状態で充電せずに放置し続けるのも電解液と電極板のバランスが悪くなり最大充電量が減ってきます。

 

その中でもアクアはバッテリーを冷やすファンのフィルターが詰まりやすく、バッテリーがオーバーヒートしてしまいます。

あまりにもフィルターの詰まりが酷いと警告灯が点灯します。

 

警告灯が点灯した時はすでにバッテリーが高温になっているので、劣化が始まっています。

定期的にフィルターの掃除をしましょう。

 

フィルターはリヤシートの左下を見ると見えます。

フィルターが埃で塞がれているので、乾いた布で綺麗にして下さい。

 

 

エンジン始動の時にガタガタ振動する

アクアはハイブリッド式なので、駆動がモーターとエンジンの2つになります。

アクアはモーター走行中にエンジンが始動するとガタガタ振動するといった故障をよく聞きます。

振動原因の1つにアイドリングの空気量を調整するISCバルブの故障があります。

参考:「アクアのエンジン始動時のガタガタ振動を抑制

 

下記画像は一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会です。

このサイトにある交換部品の説明をしているページも参考に見て下さい。

日本自動車整備振興会連合会

画像出典:日本自動車整備振興会連合会

 

関連記事

 

 

 

故障診断レポート(整備士OR診断機保有者用)

車の不調を感じる方は以下のデーターと比較してどの数値が異常なのか確認して下さい。

アクアの場合はEGRの開度やISCの動きが微妙に悪くなる症状があります。

これらはアイドリングが少しだけ不安定になるなどの軽微な症状が発生しますが、実車データを見ると異常か判断できます。

 

下表は実車のアイドリングデータです。警告灯が点灯しない不具合も多くあるのでデータは役に立ちます。

デポジット損失空気量0.00L/s
噴射時間#1(ポート)2089μs

 

このようにセンサーやアクチュエーターの数値が見れるので何が異常かすぐに判断できます。

例えば上表のデポジット損失空気量はカーボン(通路の汚れ)の蓄積が分かります。

 

A/Fセンサ電流B1S1-0.01mA
A/FヒータDuty比B1S128.1%
O2センサ電圧B1S10.000V

↑A/Fセンサは空燃比センサーです。この数値で軽度の息継ぎやハンチングを判断できます。

 

 

ノック補正学習値23.0℃A
アイドル安定化進角(1気筒)0.00℃A

↑ノック補正学習値ではオイル下がりやガソリン劣化、カーボン体積など判断できます。アイドル安定化進角では4気筒のうち、どの気筒が異常がわかります。

 

 

気筒停止エンジン回転数#151199rpm
気筒停止エンジン回転数#251199rpm

↑気筒停止エンジン回転数では圧縮が少なくなっている気筒を探す事も可能です。

このようなデータのサンプルを次でご紹介しますので参考に見て下さい。

 

 

メーカー : トヨタ

  • 車両情報:H24年 アクア NHP10 9万km  
  • 状態:暖気後 アイドリング中
気になる症状

アイドリング中にモーター駆動からエンジン駆動に切り替わる時に車体の前後の大きな揺れの後、ガタガタ振動する。エンジン音も少し大きいような気がする。その他は特に異常は感じない。

こちらでアクアのアイドリング中のデータをご覧いただけます。

基本数値は「自動車コンピュータ制御データ」をご覧ください。

 

 

 

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