雨や霧で前が見にくい時はヘッドライトに加えてフォグランプも点灯させると、見やすくなります。
より見えやすくするためにルーメン数の高い明るいフォグランプに交換したり、ケルビン数の高い青白い色に変えたりしてませんか?
フォクランプはヘッドライトより道路を照らすので、明るくすれば視界がよくなり安全運転ができます。
しかし、そのフォグランプは車検に通るのでしょうか。
他車や歩行者の安全の妨げになると危険なので、保安基準を満たさなければなりません。
フォグランプの車検基準を調べましたので、ご紹介します。
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目次
フォグランプの車検基準
フォグランプを車検でチェックされる主な箇所は取り付け位置、個数、色、明るさです。
スイッチ操作も車検点検項目なので気を付けて下さい。
フォグランプの別名称と基本作動
フォグランプは運転席から簡単に点灯、消灯の操作ができなければなりません。
フォグランプのon、offのスイッチは主に
- ヘッドライトスイッチレバー
- ハンドル右下
- センターパネル下側(ステレオ下付近)
この3ヶ所のどこかについています。
国産自動車の多くはヘッドライトスイッチレバーについています。
フォグランプの別名称 フォグランプ = 前部霧灯 |
フォグランプを点灯させている場合、メーターなどにフォグランプを作動させている事を知らせる作動灯を点灯させる必要があります。
フォグランプの取付位置
フォグライトの上側が地上から0.8m以下で、フォグライトの下側が地上から0.25m以上の位置に取り付けれていなければなりません。
元々低い位置にある自動車をローダウンする場合は最低地上高と共に高さに注意して下さい。
フォグライトの外側が自動車の外側から400mm以内になければダメです。
フォグランプの使用個数
同時に3個以上点灯しなければ4個でも6個でも大丈夫です。
例えば、純正フォグランプ2個付きの車に社外のフォグランプ2個をつけた場合、純正フォグを点灯させるのと社外フォグを別々に点灯させる切り替えスイッチを付ければ問題ありません。
ランプの色(ケルビン)
白もしくは薄い黄色以外はダメです。
LEDのケルビン数が高いバルブは青くなりやすいので、6000ケルビン以下の低いケルビンを選んだ方が安心です。
左右の色が違っても車検は通りません。
以下ページでも色合いをご紹介していますので参考にして下さい。
コチラで▶️ケルビンの色の違いを確認できます。
明るさ(ルーメン、カンデラ)
光度は10000カンデラ以下です。
ルーメンの車検基準はありませんが、明るいLEDなどのフォグランプに交換する時は一般的に2000ルーメンから3000ルーメンのバルブを選択すれば問題ありません。
純正は1,000~2,000ルーメンが普通
その他に、前方40mから先の道路を照らすフォグランプの場合、すれ違い前照灯(ヘッドライトロービーム)と同時に使用してはいけません。
性能、機能
光は下向きで、なおかつ照射は他の交通を妨げるような方向ではいけません。
光軸は自動車の右側線より右側の道路を照射してはダメです。
走行中や振動で簡単に照射光線の向きが変わるのもダメなので、しっかり固定して下さい。
照射方向も左右に調整出来るものもダメです。
フォグランプの中央から上下5度、内側10度、外側45度から見えなければなりません。
バンパーガードが付いている車はフォグランプの視野に注意して下さい。
高さがダメなフォグランプを外すと車検は通らない
地上から0.8mの高い位置に取り付いているフォグランプの車はリフトアップすると保安基準適合外となり、車検は通りません。
逆に地上から0.25mの位置に付いているフォグランプの車をローダウンすれば基準値以下となり、最低地上高がOKでも車検が通りません。
ローダウンした場合はサイドスリップ調整のページもご覧下さい
そういった場合、取り外してしまえば車検は通りますが、いくつか条件があります。
外して通す条件- レンズごと、取り外す
- フォグランプのスイッチを外す
- フォグランプスイッチの裏で配線を抜く。
- フォグランプの配線を車から外す
純正ですとレンズを取り外すと不自然な空洞が出来ますが、保安基準には問題ありません。
2~4は全部行う必要はありません。
どれか1つでも当てはまれば、フォグランプまで電気を送ることができないので、フォグランプを装着しなくても良い車として保安基準を満たします。
車検基準外の色は隠すと通る
フォグランプが青だったり、スモークスプレーで塗ってあると車検は通りません。
高さが基準値外の時のように外してしまえば大丈夫ですが、外すの大変な車はテープやカッティングシートなどで隠すだけで車検を受けたいのではないでしょうか。
答え🔽
隠すだけでは車検は通りません。
隠すだけではダメ理由
光が完全にシャットアウトできるような隠しかたでしたら車検は通るかもしれませんが、少しでも光が漏れたり、隠している隙間から見えるとダメです。
テープやカッティングシートで綺麗にレンズ全体を覆い被せ、外部から絶対にレンズ部分が見えないようにして、さらにフォグランプ電球を取り外せば車検に通ります。
車検の基本は「装備されているものは正常に作動すること」なので、検査員の判断でフォグランプ本体を取り外すように言われる事も十分考えられます。
検査員が不合格を出したら車検には通りませんので、指示に従って修復して下さい。
リアフォグは迷惑になるので要注意
あまり知られていませんが、後ろ用のフォグランプもあります。
後部霧灯といい、霧で視界が悪い時に後方車両に車があることを知らせます。また、光度が高いので霧の中でバックする時にもリアフォグランプは便利です。
ブレーキランプよりも明るいので、夜間、点灯させたまま走行すると後続車は眩しくて危険です。
詳しくはリアフォグランプのページでご紹介します。